「ネットで病気を調べすぎるクセがあります」20代女性

「ネットで病気を調べすぎるクセがあります」20代女性

この記事を書いた人
山田ライオン
ピスタ代表

学生時代は生徒会長を務める真面目な生徒として過ごすも親の離婚をきっかけに不良の道へ。更生し20代前半で友人ら3人と会社を興すもすぐに失敗。その後アルバイトを掛け持ちしながらWebを学び2014年に独立。Webディレクターとして手がけた最初のサイトは月間130万PVを誇る人気サイトに。2020年「もっと誰かの役に立ちたい」と0から『お悩み相談サイトピスタ』を設立。好きな寿司ネタはびんトロ

今回のお悩み

私にはネットで病気を調べすぎるクセがあります。

最初のころは病院に行く前に軽く調べてどんな科に行けばいいかを見るくらいだったんですが、いつの間にか病気の原因とか治し方とかまで細かく調べるようになりました。

今ではちょっと体調が悪くなるとすぐに調べて、そのまま何時間も経ってしまうこともあります。

調べれば調べるほど不安になって、眠れなくなってしまうこともあります。

今日も風邪っぽくて病院に行ったとき、先生に自分で調べたことを話したら「インターネットで変な情報を調べすぎですよ」と言われ、ものすごく恥ずかしい思いをしました。

もうこの病院にはいけません。

ネットで病気を調べすぎるクセを治すいい方法はないでしょうか?


パークさん(20代・女性)


私も職業柄なのか自分や家族の体調がすぐれないことがあると、とりあえずネットで症状や病名などを調べることがあります。

ただし専門家ではないのでインターネットで得た情報はあくまで参考程度と考え、かかりつけの医師に相談した上で適切な処置をお願いします。

このとき自分が調べた情報は医師に告げませんし、もちろん医師からのアドバイスを何よりも優先するようにもしています。

今回パークさんからのお悩み相談を受けてリサーチを行ってみたのですが、世の中にはパークさんと同じように「病気についてネットで調べすぎてしまう人」や「ネットの情報を鵜呑みにして悩んでしまう人」が意外と多いようです。

そこで本記事ではパークさんの『ネットで病気を調べすぎるクセ』を治すための対処法をまとめてみたのでご覧ください。

  1. 一般人がネットで正しい医療情報を得るのは容易ではない
  2. 病気不安症という心の病
  3. 信頼できる医師を一人探すこと

一般人がネットで正しい医療情報を得るのは容易ではない


医師によるオンライン医療相談サービスを展開するメドピア株式会社さんによると、当該サービスに登録している医師530人のおよそ9割が「一般人がネット検索で正しい医療情報を得るのは容易ではない」と答えているそうです。

その理由は「情報の信頼性を一般人が判断するのは難しい」や「同じ症状でも疾患は無数にある」といったもので、ネットの医療・健康情報が自身のためだけに提供されたものではないと考えて参考にすることを推奨しています。

また「ネットで調べた医療・健康情報をもとに自己診断や処置をした患者の対応に困ったことがある」と答えた医師は30%にも上り、77%の医師が「自身の症状をネット検索よりもまずは医療従事者に直接聞いてほしい」と答えています。

参考 医師の9割が「ネットで自分に合った医療情報を得るのは容易ではない」メドピア株式会社

病気不安症


お悩み相談の様子から察するにパークさんはまだ大丈夫かと思われますが、このまま行くと最悪『病気不安症』という心の病にかかってしまう可能性もありそうです。

病気不安症とは自身の健康を不安に思うがあまり「私は大きな病気にかかっているに違いない」と思い込んでしまう心の病気のことです。

病気不安症になると医師の言うことが信用できなくなったり、日常生活に支障を来すほどの健康不安に襲われるケースもあるそうです。

もしパークさんに病気不安症の心当たりがあるのであれば、お近くの心療内科やメンタルクリニック、または精神科へ早めの受診をお勧めします。

信頼できる医師を一人探すこと


パークさんの「ネットで病気を調べすぎるクセ」がまだ軽いものであるのなら、最良の対策は『信頼できる医師を一人探すこと』です。

これは評判が良い医師や有名な医師でなくとも、パークさんが「この人の言うことなら信頼できる」と思える方を見つけることが重要です。

もちろん腕のいい医師であればそれに越したことはありませんが、どんなお医者さんであれ、常に100%の確率で病名を診断できたり最適な治療法を見つけられるわけではありません。

これは医療に限らず、どのような専門家でも同じです。

これらの事情を理解した上で「この人になら全て任せられる」というお医者さんを、まずは一人だけ探してみてください。

最初の一人はよくかかる科の先生から、そしてその先生の紹介も活かしつつ、他の信頼できる先生も徐々に探していくという方法が良いでしょう。

信頼できる先生が1人でもいれば、必要以上にネットで病気のことを検索する機会は減るでしょうし、何よりパークさんの心にも大きなゆとりが生まれるはずです。

以上が私からの調査報告となります。

本記事がパークさんのお役に立てることを願っています。

まとめ
  • 一般人がネットで正しい医療情報を得るのは容易ではない
  • ・77%ものの医師が「自身の症状をネット検索よりもまずは医療従事者に直接聞いてほしい」と答えている
  • 病気不安症という心の病
  • ・健康に不安を感じすぎると病気不安症という心の病気になってしまう可能性がある
    ・心当たりがあるのであれば、近くの心療内科やメンタルクリニック、または精神科を受診する
  • 信頼できる医師を一人探すこと
  • ・「この人になら全て任せられる」というお医者さんをまずは一人だけ探す
    ・信頼できる先生さえいれば不必要にネットで病気のことを検索する機会は減る