「お金にルーズな旦那との離婚を考えています」30代女性

「お金にルーズな旦那との離婚を考えています」30代女性

この記事を書いた人
山田ライオン
ピスタ代表

学生時代は生徒会長も務める真面目な生徒として過ごすも、親の離婚をきっかけに素行が乱れ地元の暴走族に。更生し20代前半で会社を興すもわずか半年で倒産。その後アルバイトを掛け持ちしながらWebデザインやマーケティングを学び、2014年に独立。Webディレクターとして手がけた最初のサイトは月間130万PVを誇る人気サイトに。2020年「もっと誰かの役に立ちたい」と『お悩み相談サイトピスタ』を設立。好きな寿司ネタはびんトロ。

今回のお悩み


よろしくお願いします。


私は5年前に結婚し、今は2歳になる娘がいるのですが、今現在旦那との離婚を考えています。


離婚の主な理由は旦那の性格で、妙にプライドが高くて常に上から目線で私の話を全く聞かず、全部自分で勝手に決める、お金の管理ができないくせにすぐ借金をする、ギャンブルをやめられない、さらに浮気までするといいところが1つもなく、このままでは将来もないと判断したからです。


理由の中でも特に許せないのが、とにかくお金にルーズなところです。


旦那は消費者金融だけでなく、私の両親にも借金があるのですが、そのお金すら返すつもりがないようです。


私の親や親友たちは旦那のことをよく知っているのですが、みんな口を揃えて「もう離婚したほうがいい」といいます。


幸いにも子供には手をあげるようなことはありませんでしたが、それでも常にお金の心配をしていなければならない今の生活には限界を感じています。


ただ私はパートで月の収入が数万円ほどしかないので、離婚後は旦那から養育費を貰いたいのですが、こんな旦那なのできちんと払ってくれるかどうか不安です。


本当は弁護士とかに相談したほうがいいのかもしれませんが、そんなお金はないので、こちらに相談させていただきました。


何か良いアドバイスがあればお願いします。


カーミラさん(30代・女性)


昨今は離婚する夫婦が増えているといいますが、最高裁が公開している司法統計データによると、近年の離婚原因の第1位は「性格の不一致」であるそうです。

今回はカーミラさんがお金の問題を解決しつつ円満な離婚ができるように『離婚とお金に関する問題を解決するための手順』をまとめてみました。

具体的には下記の3項目でまとめてあります。

  1. 離婚協議書の作成
  2. 公正証書の作成
  3. 法テラスに相談する

本記事がカーミラさんのお役に立てると幸いです。

① 離婚協議書の作成


私の親族には4人の子を持つバツ2の女性がいるのですが、この方は1回目の離婚時に元旦那さんから養育費の支払いを途中で放棄され、一時的に生活が困窮した経験を持っています。

そのため2回目の離婚の際にはしっかりと地盤を固めてから離婚をして、お金の問題を解決しました。

今回はその方が実際に行った方法を順を追ってカーミラさんにもご紹介したいと思います。

お金の問題を解決しつつ円満な離婚を成立させるために、まずは『離婚協議書の作成』から始めます。

離婚協議書とは、夫婦が離婚の際の取り決めを書面に残すためのもので、いわば『離婚に関する契約書』のようなものです。

ここに「月の養育費はいくら」「財産はこうやって分ける」「親権はどちらが持つ」といったことを書いていくわけですね。

離婚協議書は法律の専門家にアドバイスを受けながら作成したほうが確実ですが、自分で作成することも可能です。

下記のママハンさんのサイトではかなり詳しく離婚協議書の書き方を説明してくれているので、もしもご自身で用意される場合にはこちらのサイトを参考にされる良いでしょう。

参考 離婚協議書を自分で作成するときの書き方ママハン

ちなみに行政書士や弁護士といった法律家に離婚協議書を作成してもらうと、内容にもよりますが、およそ3万円から10万円ほどの費用がかかります。

ただし離婚協議書には法的な強制力がないので、仮に離婚後に旦那さんが養育費の支払いを怠っても、旦那さんが罰則を受けたり財産を差し押さえられたりすることはありません。

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② 公正証書の作成


そこで離婚協議書に法的な効力を持たせるための方法が『公正証書にする』というやり方です。

公正証書とは、各都道府県にある公証役場と呼ばれる場所で第3者である公証人の立ち会いのもとに作成された文書のことです。

これによって口約束を書面に起こしただけの私文書(離婚協議書)が、法的な強制力を持つ『公文書(公正証書)』となります。

このとき公正証書に『旦那が養育費の支払いを滞った場合は強制執行(財産の差し押さえ)を行う』という取り決めを書いておけば、離婚後に旦那さんが養育の支払いを怠った場合、裁判にかけることなく旦那さんの財産を差し押さえるなどの強制執行を行うことができます。

③ 法テラスで相談する


ここまで離婚協議書と公正証書についてお話ししてきましたが、実は離婚協議書には書き方のルールがあります。

また公正証書にする場合には、旦那さんにも公証役場に出向いてもらう必要があるので、離婚を前提とした夫婦だけで話し合った場合、かなり揉めることも予想されます。

そのため、出来れば第3者の介入を受けながら離婚協議書の作成を進めていくことをお勧めしたいのですが、最初から行政書士や弁護士といった法律家に依頼するとかなりの費用がかかってしまうので、今のカーミラさんの財政事情的には少々厳しいかと思います。

その場合は、国が設立した司法機関である『法テラス』に相談されるのが、一番費用がかからなくて済むでしょう。

「お住まいの地域 法テラス」で検索されるとすぐに出てくると思います。

法テラスの支援を受けるには、収入と資産が規定の額を下回っていないといけませんが、おそらく今のカーミラさんであれば大丈夫だと思います。

法テラスであれば、離婚協議書の内容にもよりますが、公正証書の手数料だけで済むこともあるので、まずはこちらに相談されることをお勧めします。

以上が今回、私がまとめた調査報告となります。

本記事がカーミラさんの今後にお役に立てることを願っています。

まとめ
  • お金にルーズな旦那さんとの離婚に向けて
  • ・離婚協議書を作成する
    ・公正証書を作成する
    ・法テラスで相談する
    ・保険で養育費サポートサービスも視野に