「子供にお金の教育を受けさせるには?」30代女性

「子供にお金の教育を受けさせるには?」30代女性

この記事を書いた人
山田ライオン
ピスタ代表

学生時代は生徒会長も務める真面目な生徒として過ごすも、親の離婚をきっかけに素行が乱れ地元の暴走族に。更生し20代前半で会社を興すもわずか半年で倒産。その後アルバイトを掛け持ちしながらWebデザインやマーケティングを学び、2014年に独立。Webディレクターとして手がけた最初のサイトは月間130万PVを誇る人気サイトに。2020年「もっと誰かの役に立ちたい」と『お悩み相談サイトピスタ』を設立。好きな寿司ネタはびんトロ。

今回のお悩み


もうすぐ小学5年生になるうちの子のお金の使い方がとても荒く、将来が心配です。


私たちがあげているおこづかいだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんから貰ったお金もすぐに使ってしまい、最初のおこづかいと一緒に渡した貯金箱はいつもからっぽです。


おこづかいを渡せば、その日のうちにコンビニへ行っておもちゃのカードやお菓子に全額使ってしまいます。


何度も「もうちょっと考えてお金を使いなさい」と注意はしているのですが、息子は理解できていないのか、とにかくすぐにお金を使ってしまいます。


おこづかいの額を減らすことも考えたのですが、それではたぶん根本的な解決にはならないんじゃないかと思っています。


旦那と話し合った結果、息子にお金の教育を受けさせようという話になったのですが、具体的に何をしていいのかがわかりません。


何かいい子供向けのお金の教育方法はないでしょうか?


コメットママさん(30代・女性)


日本の学校では『お金』についてあまり詳しく教えてもらえないので、現代ではコメットママさんのように『お子さんへのお金の教育』について悩んでいる親御さんも多いそうです。

かく言う私も10年ほど前に自身のマネーリテラシーの低さを自覚してからというもの、その後数年に渡ってお金に関する知識や概念を学んだという経験があります。

そこで今回はコメットママさんご夫妻やお子さんのために『家庭でできる子供のお金の教育法』をまとめてみました。

  1. まずは大人がお金を学ぼう
  2. お子さんへのお金の教育はゲームで
  3. アメリカ式のお金の教育法

本記事が、コメットママさんご家族のお役に立てると幸いです。

① まずは大人がお金を学ぼう


まずお子さんへのお金の教育を考える前に、コメットママさんご夫妻がお金について学ぶ必要があると考えます。

誰かに何かを教える際には、まず自分がそのことについて理解していないといけません。

とはいえ、お子さんにお金の教育をするに当たってコメットママさんご夫妻が改めて難しい勉強をする必要はありません。

お金を知る上で重要なポイントは、誤解を恐れずにいえば高い数学力や投資についての知識などではなく『お金の概念を理解すること』です。

お金とはどんなものなのか、お金とはどう考えるべきものなのかといった概念さえ理解していれば、あとは自然とマネーリテラシーは身に付いていきます。

過去の私は何十冊ものお金に関する書籍や文献を読み漁り、投資や資産運用に関するセミナーなどにも多数参加してきましたが、最終的には『お金は概念なんだ』という結論に辿り着きました。

そんな私がコメットママさんにお勧めする最初のお金の学び方は、下記の2冊の本を読むことです。

お金を学ぶためのスクールやセミナーも確かに効果的ではあるのですが、日本では質の良いマネースクールを見つけることはなかなか困難です。

またセミナーに関しては、主催側がただただ金融商品を売りたいだけの中身がない悪質なものも多く、骨折り損になることも少なくありません。

それらの事情を踏まえると、私の経験上『本を読んで学ぶ』という方法が最も効率的で高い費用対効果を得られます。

世の中にお金について書かれた本は星の数ほどありますが、一番重要な『お金の概念』を理解するために最もわかりやすくて読みやすい書籍が、この『金持ち父さん貧乏父さん』です。

本書はハワイの不動産投資がベースのお話になっているのですが、お金のことや投資に関すること、特にお金の概念との根幹ともいえる『資産と負債』を理解するためには最適の一冊です。

また本書はストーリー仕立てになっているので、もし普段コメットママさん夫妻が普段は本を読まない方だったとしても、読みやすく内容も理解もしやすいかと思います。

2冊目の『キャッシュフロー・クワドラント』は、さらにお金の概念への理解を深めるのに最適で、お金にまつわる『世の中の仕組み』を知ることができます。

まずはこの2冊をお読みいただくことで、これからお子さんへどんなお金の教育をすれば良いのかも、自然と見えてくるはずです。

② お子さんへのお金の教育はゲームで


次にというわけではないのですが、ご家族で一緒になってお金を学ばれるのであれば、こちらのゲームもお勧めです。

本商品はボードゲームとしてはかなり高額なのですが、前述の金持ち父さん貧乏父さんの著者であるロバート・キヨサキ氏が考案したもので、遊びながらにしてマネーリテラシーを身に付けることができるという非常に画期的なマネーゲームです。

ざっくりいえば、かの有名な『人生ゲーム』が、よりお金に特化した内容に作り替えられているといったイメージですね。

このゲームの面白いところは、お金の概念をきちんと理解していなかったり、相手よりマネーリテラシーが低かったりすると勝つことができず、大人が子供に負けたりすることも普通にありうる点です。

お子さんと一緒に遊びながらお金について学ぶ方法としてはかなりお勧めのゲームですので、もしご興味があればこちらもお試しください。

余談ではありますが、よくネット上のセミナー紹介サイトなどで『キャッシュフローゲーム会』といった名目で当該ゲームの参加者を募っていることがあるのですが、その中身のほとんどがMLMなどの勧誘がセットになっているので、もしそれらに参加されるのであれば十分にお気をつけください。

③ アメリカ式のお金の教育法


最後は金融に関しては日本よりもかなりの先進国であると言われているアメリカで一般的に行われている『子供のお金の教育方法』をご紹介したいと思います。

それは『実際に子供にお金を稼ぐ体験をさせる』という方法です。

アメリカでは子供へのお金の教育の一環として、小学生のころからベビーシッターやドッグシッターを請け負わせてお金を稼がせたり、夏にはレモネードを作って路面販売をさせるといったマネー教育文化があります。

特にレモネードスタンドは、他店との差別化を図るためにオリジナル商品を開発する、マスコットキャラクターを使って注目を集めるといった販売戦略を、出店する子供自らが考える必要があり、マーケティング戦略を学ぶ場としても非常に優秀です。

とはいえ、日本では中学生以下の子供が働くことを法律で(原則として)禁止しているので、アメリカと全く同じことをするのは難しいでしょう。

それでもコメットママさんご夫妻の協力によって、おこづかい制ではなく家事手伝いの報酬制にする、地元のフリーマッケットなどでお子さんが主体となったお店を出店する、といった具合にアレンジすることは可能です。

こちらもお子さんへのお金の教育方法としてはかなりお勧めのやり方なので、ぜひ一度お試しいただければと思います。

以上が今回、コメットママさんのお悩みに対する私からの調査報告となります。

本記事がコメットママさんのご家族のお役に立てることを願っています。

まとめ
  • 家庭内でできるオススメのお金の学び方
  • ・まずは大人が『お金の概念』を理解する
    ・家族でキャッシュフローゲームを遊ぶ
    ・おこづかい制ではなく家事手伝いなどの報酬制にする
    ・地元のフリーマッケットなどにお子さんが主体となったお店を出店する