私は派遣社員として働く30代未婚の女です。
このあいだ新しく受けた職場の面接で、担当者の人に「性格が顔に出てるね」といわれました。
ハッキリとした言葉で言われたわけではないですが、前後の言い回しから思うに「性格の悪さが顔に出ているよね」というニュアンスでした。
私は自分の性格が良い方だとは思っていませんが、初対面の男の人に「性格が顔に出ている」と言われたことがかなりショックで、それから暇さえあれば鏡を見るようになりました。
ネットで色々調べてみたのですが「女は30代から性格が顔に出る」というようなことが書かれていました。
自分の性格が顔に出ないようにする方法や、性格が悪いと思われない顔になる方法ってないでしょうか?
いいアドバイスがあればお願いします。
くうべぇさん(30代女性)
まずは初対面の方に酷いことを言われてしまったくうべぇさんの心情をお察しいたします。
今回のお悩み相談にある『性格が顔に出る』という説ですが、結論から先に申し上げますと性格に合わせて人相が変わるといった科学的な根拠は一切ないようです。
ただし「世の中のほとんど人は、他人を見た目で判断している」のだそうです。
そこで今回はくうべぇさんのお悩みを解決すべく、顔や人相についてのリサーチ結果を以下のような形でまとめてみました。
- 人は他人を顔で判断している
- 自分の顔を作り上げている要素
- 優しい顔になる方法
本記事がくうべぇさんのお役に立てると幸いです。
目次
① 人は他人を顔で判断している
まず冒頭でも申し上げましたが「性格が顔に出る」という科学的な根拠は見つかりませんでした。
しかし2014年にアメリカのプリンストン大学が行なった研究では「ほとんど人は相手の顔を見て性格もわかったつもりになっている」との調査結果が報告されています。
この研究によると『信頼できそうな顔の人』は実際のその人の性格に関係なく企業のトップやCEOの座に就いていたり、多くの投資を集めることができていたといいます。
また『支配的な顔をしている人』は軍隊のトップに就いていたりと顔と性格は『周りの人の勝手な判断』で結び付けられてしまう傾向にあるようです。
② 自分の顔を作り上げている要素
人体にまつわる学問の世界には『人相科学(パーソノロジー)』という分野があるそうなのですが、この人相科学では『人の顔は「思考」と「感情」と「行動」から作り上げられている』という考えが基となった研究が進められています。
人相科学の研究結果を参考にすると『温和で柔軟な考え方』を持ち『いつも冷静』で『行動が積極的』であれば、人からは性格の良い顔として見られる可能性が高くなるのだそうです。
つまり顔そのものをどうこうするのではなく、内面を磨いていくことがイメージの良い顔を作ることにつながっていくというわけですね。
③ 手っ取り早く優しい顔になる方法
とはいえ、自分の内面を変えるといっても、そうそう簡単にできるものではありません。
そこで最終手段というわけではないですが『手っ取り早く優しい顔になる方法』も見つけてきました。
これはくうべぇさんが女性であるからできることではあるのですが『メイクで優しい顔を作る』という方法です。
参考 優しい顔の特徴&愛されメイク術Smartlogこの記事によると、優しい顔を作るメイクのコツは『アイメイクでタレ目を作ること』『リップで唇をふっくらさせること』『明るく淡い色のチークでほおを柔らかく見せること』の3つがポイントであるようです。
このメイクによってくうべぇさんが自分に自信を持つことができれば、そこから自然と内面も磨かれていき、人から見られる顔の印象も変わってくるのではないかと考えました。
もしよろしければ、こちらの方法もお試しください。
以上が今回、私からの調査報告となります。
本記事がきっかけとなり、くうべぇさんのお悩みが少しでも解消できることを願っています。
- 性格が顔に出ているといわれてしまった ・性格が顔に出るという科学的な根拠はない
・ただし人は他人の性格を顔から勝手に判断している
・内面を変えることで顔つきが変わる可能性はある
・メイク術で優しい顔は作れる