ヨミ子さん(20代・女性)
ご相談ありがとうございます。
店内POPの作成はそのお店の売り上げを左右することもある重要なお仕事です。
ご相談文から責任者を任されてしまったヨミ子さんのプレッシャーを感じましたが、POP作成はとても素敵でやりがいのあるお仕事だと思いますので、私もできる限りの協力をさせていただければと思っています。
そこで今回は『可愛いお母さんのイラストを探す方法』や『POP作成のお仕事』についてまとめてみたのでご覧ください。
本記事がヨミ子さんのお役立てると幸いです。
目次
かわいいお母さんのイラストの探し方
まず店内POP用として使える『可愛いお母さんのイラスト』の探し方についてですが、こちらは商用利用が可能なフリーイラストを公開しているサイトさんから探されるのが一番良いかと思います。
私がリサーチした中では下記の3つのサイトさんがお勧めです。
いらすとや | おそらく日本で一番有名なイラスト素材のサイト。商用であっても20点までなら無料。 |
いらすとん | 上記いらすとやさんの姉妹サイト。手書き風の温かみのあるイラストが豊富。 |
イラストAC | 会員登録することで高品質なイラストが無料でダウンロードできる。プロのイラストレーターが書いたイラストだけでなく、フレームやアイコン、背景素材も豊富。 |
こちらのサイトで「お母さん」や「女性」と検索して出てきたものの中からヨミ子さんのお店の雰囲気に合うものを選ばれると良いでしょう。
また上記のサイトさんからダウンロードしたイラストは商用利用することができますが、著作権自体はサイト運営者さんにあるのでイラストそのものを販売する行為は禁止です。
ご利用される前には、必ず各サイトさんの利用規約をご確認ください。
安くイラストをお願いする方法
上記の素材サイトさんであれば無料でかわいいイラストを使わせていただくこともできますが、フリー素材である以上、他の店舗さんとイラストやデザインが被ってしまったり、お客さんにフリー素材であることを見抜かれてしまう恐れもあります。
店長さんがそれでも構わないとおっしゃるのであれば問題はありませんが、そうでない場合はやはりプロの方にお願いしてオリジナルのイラストを描いてもらう方が良いでしょう。
プロのイラストレーターさんにお願いすると1点数千円〜数万円の予算がかかってしまいますが、TVCMでもお馴染みの『ココナラ』さんを活用することで、店長さんも認める予算内でイラストを描いていただける方が見つかるかもしれません。
私は過去にココナラさんで知り合ったイラストレーターさんに仕事で使うイラストを描いてもらったことがあるのですが、そのときは5点で5000円というかなりの低価格でお仕事を引き受けていただけました。
個人的にはクリエイターさんにあまり低価格でお仕事を依頼することに抵抗があるのですが、そのクリエイターさんを他社さんにも紹介したり、継続的にお仕事を依頼したりすることでフォローすることもできます。
またココナラさんには様々なタッチのクリエイターさんが多数登録されているので、ヨミ子さんのお店の雰囲気にあったイラストを描いてくれるクリエイターさんも必ず見つかるはずです。
店長さんとご相談して予算の折り合いがつくのであれば、こちらの方法もお勧めです。
店内POPの作り方のコツ
最後は店内POP責任者となったヨミ子さんのために『店内POPの作り方のコツ』についてもリサーチしてみました。
販売促進につながる優秀な店内POPを作るためのコツは、大きく分けて5つのポイントがあるようです。
- ターゲットをイメージして作る
- アピールしたい点は1つに絞る
- 擬音語を使う
- 雑学を織り交ぜる
- イラストや写真を使う
POPを作る前に、まずは『そのPOPを読んで欲しいお客さん』を明確にイメージします。
ヨミ子さんのお店のお客さんは20代〜30代の主婦の方が多いとのことですが『20代の主婦の方』に向けたPOPと『30代の主婦の方』に向けたPOPは訴求内容に変化をつける必要があります。
例えば30代の主婦の方は美容と同じくらい健康にも興味があるかもしれません。
またお子さんがいる主婦の方といない主婦の方では商品に対する興味や見方も変わってくるでしょう。
このように「この商品は誰にオススメしたいのか?」というターゲットを明確にイメージしながら作ることで、より響く店内POPを作ることができるというわけですね。
次に『アピールしたい点は1つに絞る』についてですが「この商品はあれもこれも優秀なんです」といった感じで1つのPOPに商品の情報を詰め込みすぎてしまうのはNGです。
これだとPOPを読んだお客さんの商品に対するイメージも曖昧なものになってしまいます。
そうではなく「この商品はここがいいんです!」と1点だけに絞って伝えた方が商品もお客さんの印象に残りやすくなります。
『擬音語を使う』については、言葉だけで伝えるPOPよりも「サラサラとした手触り」や「足元ポカポカ」といった擬音を使うことで、商品のイメージがよりお客さんに伝わりやすくなるというマーケティングやコピーライティングテクニックの1つです。
『雑学を織り交ぜる』は「この商品は江戸時代からあるそうです」や「寒い地域では5人に1人が使っているんだとか」といったちょっとした小話を織り交ぜることで商品の印象を際立たせることができます。
最後の『イラストや写真を使う』については言わずもがなですが、文字だけのPOPよりもイラストや写真を使ったPOPの方がお客さんに読んでもらいやすくなります。
これら5つのテクニックを上手く使いこなすことで、ヨミ子さんがより効果的なPOPが作れるようになるのではないかと思います。
以上が今回、私からの調査報告となります。
本記事がヨミ子さんのお役に立てると幸いです。
- かわいいお母さんのイラストの探し方 ・まずは無料のイラスト素材サイトから探してみる
- 安くイラストをお願いする方法 ・ココナラを使ってクリエイターさんを探してみる
- 店内POPの作り方のコツ ・ターゲットをイメージして作る ・アピールしたい点は1つに絞る ・擬音語を使う ・雑学を織り交ぜる ・イラストや写真を使う